2021年振り返り・5大イベント

このブログも昨年11月から2か月放置してしまった。その間、何はともあれ仕事は地獄のように忙しかったり、仕事の状況と連動するように気分ががっつり落ちていたり、プライベートもいろいろと忙しかったり、奥歯を抜歯して人生初の部分入れ歯を作ってこれが全く合わず使えず歯の痛みも解消せずでさらに気分が落ちたりと、バタバタとしていた。
メンタル低空飛行のまま、なんとか仕事納めまでは乗り切って、納会の挨拶なんかもぎりぎりこなして、年末休暇。仕事の消化状況的には後ろ髪をひかれまくる状態ではあったけど、
「ここはエイヤで全て忘れて休んで、メンタルを立て直す方が先決だべ」
と考えて、思い切って全て忘れて休みに突入。

今年は休暇も短めだったし、大きな外出予定もなかったので、おうちでのんびり。のんびりとはいえ、久しぶりにタイ古式マッサージに行って身体の固まり具合を自覚したり、掃除や断捨離もしたり、こどもを叱るのにも忙しく、あっという間に大晦日になり、家族で紅白見ながらすき焼きを食べ過ぎてお腹を壊し、年が明けたら家族全員で桃鉄やって、初外食においしいものを食べて、とかしてたらもう仕事始め。
それなりにリフレッシュはしたけれど、低空飛行だったメンタルを立て直すためのアップデートは何らできていなかったので、仕事の実業務を始める前に、自分なりの去年の振り返りと総括・反省をして、気分上向きで仕事をこなしていくための具体的な工夫を考える、というところからスタート。で、いくつか新しいことや久しぶりの事をやってみつつ、悪くないスタートを切れている感じ。

というところで自分自信が整えられてきたので、このブログもようやく再開してみようと思う次第。
なるべく何かの役に立つエントリーをあげようと意識していて、それは今後も変わらずなのだけど、たまには肩の力を抜いた実益のないエントリーがあってもよしとすることにして、今日はそんな回。

ここまで、長い前置きがようやく終わったところで、本題。
年始に行った昨年の振り返りを踏まえて、自分的な去年の五大イベントを書いてみる、という誰得エントリーです。

(1) アウトドアレジャーにデビュー。初キャンプに初フィッシング。

ふと思い立って、今まで「興味はあったけど難しいと思っていた」レジャーにデビュー。子供と二人での初キャンプに、初ソロキャンプ。テント設営や焚火、キャンプ飯、静かな自然に星空、と新鮮で気持ちいい体験。
またふとしたきっかけで堤防釣りをご一緒させていただく機会があり、これを機に自前でも釣りデビュー。
去年後半の一連のアウトドアデビューは、もちろん純粋に楽しい体験だったのだけど、それ以上に、自分自身の生き方・考え方を見つめなおすきっかけにもなって、シンプルに書いてしまうと
「自分の人生を楽しむことを、自分で自分に許していいんだ。他の誰の許しも要らず、ただ自分で自分自身を解き放ってあげればいいんだ。」
という事を感じられた出来事だった。
他人から見ると当たり前のことかもしれないが、自分としてはこれを腹から実感できたことは大事件だったりして、この辺りは、いずれ機会があれば、もう少し文章にしてみたい気もする。

(2) ボカコレ投稿＆玉砕

ボカコレ。Vocaloid Collection、要はボカロ関連の投稿を募るイベント。
実は昔から音楽は趣味として嗜んでいて、中学生のころからギターを弾いていたりもしていたのだけど、それ以上に上達することはなく、でもいちどしっかり自分の才能を世に問うてみたいという気持ちもずっとどこかにあったりして。
そこで3年前からチマチマとDTMで楽曲づくりを楽しんでいたのだけど、2021年春のボカコレに自作曲を投稿してみて、他のたくさんの才能と自分の作品を横並びになって、自分の生み出したものの客観的な評価を見て、さっくり絶望できた。
こんな簡単に絶望できるんだから、何でも「やってみて絶望してみる」ってことは大事だな、やる前に諦めさせるってことを子供には押し付けないようにしよう、と思った次第。
自分自身は、このボカコレ玉砕からDTMから離れていたけれど、今年になってまた再開。やっぱり音をいじくってるのが好きなんだな、楽しもう、と思った。

(3) バーンアウトだったという気付き

昨年後半のメンタル迷走の中で、ハーバードビジネスレビューの過去記事や論文をあれこれ漁っていたところ、「燃え尽き症候群」を回避する自己管理術という記事に出会った。自分は、いわゆるモーレツ社員（古いか）でもないし、体育会系でもないし、燃え尽き症候群・バーンアウトについて詳しい知識もないけど、そういうタイプではない、と思っていた。が、この記事を読んだら、「あ、これは俺だ。俺はバーンアウトしてたんだなぁ」と気付いてしまった。
この自覚を出発点にいろんな事を考えられた所はたくさんあった。この記事で「内省を促すツール」として「今後の人生で、死ぬまでにやってみたいこと、経験してみたいことをリストアップする」という方法が紹介されていた。いわゆるバケットリストとして有名なものではあるけれど、バーンアウトへの処方箋という文脈でとらえて、初めてまじめにバケットリストを書いてみて考えた結果、人生初キャンプの実行につながっていたりする。
（バケットリスト関連でずっと未見だった「最高の人生の見つけ方」を見たりもしたなぁ。）

(4) PD職に職域シフトが開始

これは、現時点ではあまり大きな影響はないのだけど、後から振り返ると大きな転機になりそうな事柄。ここ数年はずっと仕事上では「参謀タイプ」を自認していて、矢面に立つ人の裏で物事をうまく回す役回りでうまく事が進んでいたのだけど、諸事情で自分自身が首謀者にならなければならない状況が生まれつつあり、且つ守備範囲も広くなってきていて、となると現場レイヤーで目が行き届く深さが浅くなり、仕事のレイヤーをひとつ変えていかねばならない状態になっている様子。