Spotifyで配信されない日本のGood musicたち

Music

Spotifyを愛用しています。日本でのサービス開始当初からずっと契約しています。
日本でもかなり音楽配信が根付いてきて、大半の音源が配信されるようになってきました。
以前は、サザンオールスターズや大滝詠一が配信される日が来るなんて、なかなか想像できなかったですからねぇ…。
そんな昨今ですが、未だになかなか配信に載ってくれない好きな音楽たちを集めてみました。

とりあえず

配信されてないことがよく知られていて、まぁ当分配信されることはないだろうと諦めている方々として、山下達郎、Blankey Jet City、ザ・ブルーハーツ、THE HIGH-LOWS、マキシマム ザ ホルモン、ハロプロ関連曲ってのがありますが、この辺はさらっと流して、もしかしたらあなたが聴いたことがないかも?だったら聴いてほしいなって辺りからピックしてみます。

ザ・マックショウ

革ジャン・リーゼントで、令和になっても昭和を続けているロックンロールバンド。公式サイトの日付表記がことごとく「昭和九十六年」といった表記で全くピンと来ませんが、かっこいいバンドです。
Spotifyで全く配信されていない訳ではありません。デビューアルバムだけは配信されています。

でも、アーティストの代表曲がまとめられている「This is The Mackshow」には、他のアルバムの曲も登録されているので、おそらく海外では配信しているが日本国内は配信してない、というパターンのようです。(このパターンはよくあります。)

ちなみに、こういう場合、初期設定だと 「This is The Mackshow」 というプレイリストは、単一のアルバムから数曲がピックされただけの謎なプレイリストに見えますが、Spotifyの設定で「再生できない曲を表示しない」というチェックをOFFにすると、「プレイリストやアルバムに登録されているが再生できない曲」がグレーアウトして表示されます。
(・・・と思ってたんだけど、最新アプリで確認したら、この設定項目が消えてるな…いつか確認しよう)

ともあれ、ザ・マックショウ、いい曲たくさんあります。

KAN

みなさんご存じポップスの伝道師KANさんです。
KANの曲がSpotifyに載らないのは本当にもったいない。
アルバムやライブももちろんいいのだけど、ポップスの王道とも言える「1曲3分の力で感情を持っていく」楽曲がたくさんあって、配信向きなアーティストなのに。

配信されない事情はアップフロント所属だからしょうがないんだろうなぁ…と思っていたけど、よく調べたらアップフロント系でも配信してるアーティストもいるのね。もったいないなぁ。

最新アルバム「23歳」も素晴らしいです。
そのアルバムのラストナンバー、胸を締め付けられるような美しいラブソングがこちら。

GO-BANG’S (RCAレコード期)

80年代後期を代表するバンドとして名前の挙がることが多いGO-BANG’S。超有名なヒット曲「あいにきて I・NEED・YOU!」をはじめ、デビューからレコード会社移籍までの音源は配信されています。

なのですが、RCAレコードに移籍後のアルバムも素晴らしいんですよ!アルバム4枚出して解散しちゃうんですが。特に、オルタナ路線に明確なシフトチェンジをした後の「デンジャラス・チャームス」「リサイクル・ヒッツ」「BIONIC ROCK」の3枚は何度聴いたことか分かりません。
この音源が配信に載らずに埋もれてくのはもったいなさすぎる!

PASSPO☆ (日本クラウン期)

2018年に惜しまれつつ解散した女性アイドルグループ。
楽曲的にはアメリカンハードロックテイストのものが多く、キャッチーなギターポップが好きな人はハマる曲がたくさんあるはず。

なんだ配信されてるじゃん、と思いきや、これまたレコード会社移籍後の音源が配信されていない。移籍前にもいい曲はあるんだけど、移籍後も名曲が多くて、移籍後の唯一のアルバムになった「Cinema Trip」は力の入ったいいアルバムです。

パール兄弟(1992年~休止期まで)

2000年代に入ってまた活動を始めたパール兄弟ですが、配信されてますよ。ええ配信されてます。

でもね。窪田晴男脱退後の音源が配信されてないのね。タイトルで脳をわしづかみにする「君にマニョマニョ」とか、ゾンビーズの名曲「She’s not there」のクールなカバーとか、いろいろあるわけですよ!

ザ・サーフコースターズ

個人的に一番かっこいいサーフミュージックバンドだと思っております。

こちらも配信してるのは昔の音源だけですねー。コンスタントに活動してる様子なので、バンド側のポリシーなのかなぁ。残念。

こないだテレビ桑田佳祐さんの後ろでギターを弾いている中シゲヲ氏を発見して嬉しくなりました。
最近は配信されていないとなかなかアンテナに引っ掛かりづらくって、よい機会なのでタワレコでアルバムを2枚ポチりました。

今日はここまで

その他にも、泉谷しげるはThe Loser以前のオリジナルアルバムがなさすぎでしょう、せめて名盤「’80のバラッド」を置いてくれないと「海をにぎりしめる少年」も「波止場たちへ」も聴けないですよ!とか。二階堂和美は「にじみ」とジブリのやつしかないけど、その前にもいいアルバムあるでしょ、とか。まだありますが、まぁこの辺で。

とはいえ、今回改めて確認してみたら、以前抱いていた印象よりは配信曲が増えていて、まるっと1曲も配信されてないアーティストって少なくなったなという感想。

でもまだまだ、コンピレーションアルバムの類はまとまって配信に載らないことが多いし、スネークマンショーとその派生は配信されることはないだろうし、昨今はCD初回特典でレアな音源が付くこともあるしで、CD取り込み音源から完全に離れることはできそうにもありません。

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